|
【回答】
電源の引き込みは、電力会社との単独の契約で受電する方法と、家庭内電源から分岐する方法がありますが、配線方法は内線規定や電力会社の規則によらなければなりません。
単独で受電する場合は、取引用計器は、電力会社が検針出来る位置・高さに設ける必要があると共に、取引用計器と主開閉器を収納するボックスを設けて制御盤へ電源供給することで、制御盤の点検時等により安全な停電作業が行えます。
同様に、家庭内電源から分岐する場合も、配電盤内にはGPユニット用の主開閉器を取り付けて、制御盤に電源供給します。
制御盤の設置場所は、GPユニットにより近い場所に設置することで、GPの運転状況を確認しながら操作が行えます。又、警報用回転灯(パトライト)が住民の目につきやすい場所に設置することにも留意する必要があります。
電線管の布設に関しては、電線管を通じて雨水や湿気が制御盤内に浸入しないようにする必要があり、特に、貯水タンクと制御盤との間の電線管には、管の両端をコンパウンド等で密封することも必要です。 |