グラインダポンプとGPユニット
Q14 GPユニットの水位計には、どのようなものが使用されますか。
【回答】
 GPユニットには、貯水タンク内の水位を検出するために水位計を取り付けます。
 
 この水位計は、次のようなものがありますが、主に転倒式(フロートスイッチ)が使用されます。
 
1) 転倒式水位計
 耐衝撃性樹脂フロートの中にマイクロスイッチを組み込み、水面の上下変化によるフロートの姿勢変化で内部のスイッチの接点信号を取り出すタイプです。
 比較的安価ですが、1つの水位計で1つの水位を検出するため、検出水位に応じた個数を設置する必要があります。
 
2) 投込圧力式水位計
 水深による圧力を圧力センサ受圧面で受け、この受圧面の変位を電気信号に変換してコントロールユニットに伝送し、水深に換算するタイプです。
 1つの水位計で連続した水位を検出し、各検出水位はコントローラで設定します。
 
3) 気泡式水位計
 エアポンプにより空気吐出口から気泡を水中に放出させ、水深に対する背圧でコントロールユニット内の圧力スイッチを作動させるタイプです。
 1つの水位計で連続した水位を検出し、各検出水位はコントローラで設定します。
 
4) 差圧式水位計
 圧力スイッチとチューブで繋がれた検出部を水中に入れ、水深による空気圧の変化で圧力スイッチを作動させるタイプです。
 差圧式は、容積式グラインダポンプに内蔵されています。
 
 
【-図-】転倒式水位計
 
【-図-】投込圧力式水位計
 
【-図-】気泡式水位計
 
【-図-】差圧式水位計
 
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