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【回答】
グラインダポンプの吐出口部には、ポンプ停止中の汚水の逆流を防止するために逆止弁を取り付けます。
この逆止弁には、ボール式逆止弁(容積式の場合は、フラッパー式)が使用されます。
ボール式逆止弁には、次のような特徴があります。
1) |
弁体にゴムボールを使用し、ポンプ運転中は弁体による流路断面の減少が少ないため、スイング式逆止弁と比較して異物に対する無閉塞性に優れています。
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2) |
弁箱内面に突起部がない流路形状のため、スイング式逆止弁と比較してポンプ運転中の圧力損失が小さくなります。
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なお、容積式グラインダポンプ(ポンプ構造はネジポンプ)は、ポンプ停止中も汚水の逆流が生じない特徴を示すため、逆止弁は、簡便な構造のフラッパー式逆止弁を内蔵しています。
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