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7−4 水撃作用(ウォータハンマ)
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圧送ポンプ場については圧送管が長い場合があるため、水撃作用(ウォータハンマ)に配慮する必要があります。
水撃作用はポンプが起動・停止する度に発生します。
ポンプの停止時に、圧送管内に残った水の慣性力による管路内移動で水柱分離が発生し、負圧部を発生させ、次に管路の吐出口側の正圧を持った水が負圧部へ逆流し水柱再結合が起こります。
これら配管内の急激な圧力変動により、配管等に不具合が生じる可能性があるため、負圧発生の防止に重点を置いた対策が必要となります。
配管内の圧力が−7mを超える場合には、水撃作用の軽減対策を講じる必要があります。
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