「有害大気汚染物質に関する自主管理計画」
平成14年度定例調査結果

2002年12月
一般社団法人 日本産業機械工業会
環境委員会


1.調査の実施について

標記計画に基づき、平成14年4月30日から5月31日までのおよそ1ヶ月間実施した。


2.調査回答事業所について

当会全会員の内、団体会員1、賛助会員6を除く202社に対して調査票を送付したところ、163社203事業所から回答があった。
これらの有効回答事業所の産業機械生産額は産業機械業界のおおよそ9割を占めると推定される。

3.調査結果概要

当会における調査対象となる3物質(ジクロロメタン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン)の大気排出量を調査し、基準となる
平成11年度実績を比較して、どの程度削減されているかを調査した。結果は以下の通り。

(削減率)
削減目標 会員提出実績
(平成13年度)
計画進捗率
(達成時が100)
ジクロロメタン ▲14% ▲16.9% 120.7
テトラクロロエチレン ▲26% ▲25.6% 98.5
トリクロロエチレン ▲47% ▲52.3% 111.3
※削減目標は平成11年度大気排出量実績に対する、平成15年度大気排出量の削減率である。


(調査対象物質使用事業所数)
ジクロロメタン 20社26事業所
テトラクロロエチレン 9社12事業所
トリクロロエチレン 7社9事業所
※平成13年度にジクロロメタン1社1事業所、テトラクロロエチレン1社1事業所がそれぞれ使用を全廃している。


(大気排出量)

ジクロロメタン
平成11年度 平成12年度 平成13年度
使用量(t/年) 191.82 185.03 156.80
大気排出量(t/年) 136.94 132.20 113.79
削減率(%)   ▲3.5 ▲16.9

テトラクロロエチレン
平成11年度 平成12年度 平成13年度
使用量(t/年) 69.27 60.47 55.66
大気排出量(t/年) 36.89 29.28 27.46
削減率(%)   ▲20.6 ▲25.6

トリクロロエチレン
平成11年度 平成12年度 平成13年度
使用量(t/年) 126.19 81.80 63.18
大気排出量(t/年) 99.43 59.67 47.40
削減率(%)   ▲40.0 ▲52.3


4.排出削減対策について

会員が実施している(あるいは実施予定の)排出抑制対策の主な事例をまとめた。


平成13年度までに実施済み 今後実施予定
ジクロロメタン 代替物質の使用
設備改善
工程の見直し
回収装置の設置
使用部品の絞込み
小型洗浄機の製作
管理方法の改善
排出濃度測定による実態調査
代替物質の調査・使用検討
工程の見直し・変更
作業方法の改善
回収装置の設置
テトラクロロエチレン 代替物質の調査・使用
現場管理の徹底
使用部品の絞込み
洗浄機の使用集約
排出抑制技術の活用
代替物質の調査・使用検討
製造工程の変更
一部使用事業の撤退
トリクロロエチレン 回収再生装置の設置
使用実績表の作成・管理の徹底
代替物質の調査・使用検討
代替設備の設置



                                                              以  上


当委員会に関するお問い合わせ先
一般社団法人 日本産業機械工業会 企画調査部
TEL 03−3434−6823
FAX 03−3434−4767
mailto:prd@jsim.or.jp


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